RaspberryPiで作ったプロトタイプを産業用でも活用したい方に。 RaspberryPiで作ったプロトタイプを産業用でも活用したい方に。
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特徴

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IoTエッジコンピューティングAIカメラ

「人間の五感機能をセンサーで補う「EXensors（エクセンサーズ）」シリーズ
エッジAIカメラ「BH3-AI-VISION」は、汎用エッジボックス「BH3」のカメラ一体型モデルで、PoE+に対応しています。
単体またはアクセラレートデバイスを接続して、スマートにエッジAIカメラシステムを構築できます。
小型・軽量ながら高精細な映像記録を実現。
カメラ側でAI判断（推論処理）のカスタマイズができ、人数カウントや駐車場のナンバープレート確認、マーケティング用途など、さまざまなシーンで活用できます。

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base cpuボード、computeモジュール3+

BH3はRaspberry Pi 3、の基本スペック及びI/Oに準拠。Raspberry Pi OS（raspbian）インストール済みです。

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突然の電源断に耐える回路設計

RaspberryPiはLinuxベースのOSのため、正常なシャットダウンプロセスを実行しないと、OSのクラッシュや内部ディスクの破壊を招く恐れがあります。BHシリーズは、大容量のコンデンサを使用し、電源断からおよそ30秒間の動作を可能にしました。外部電源のダウンを割込信号としてGPIOで検出し、安全なシャットダウンを実行します。

豊富なインタフェース

下記インターフェースを実装し、現場での導入のしやすさ・幅広いアプリケーション開発を実現しています。
Ethernet（PoE+）
USB（×3）
LANポート
HDMI（ライセンス取得済み）
GPIO

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多方面からの安定性強化

ノイズ対策

Raspberry PiのGPIOポートには数百mVのノイズが乗っており、人間が手で触れても誤動作を起こす場合があります。
BHシリーズでは金属ケースやグランド処理などで、これらの問題を大幅に改善。
ノイズレベルも数十mVにまで抑えこんでいます。

WDT（ウォッチドッグタイマー）有効化

BHシリーズは、Raspberry PiのSoCに搭載されたWDTを有効にし、万が一CPUが暴走した場合でも、ハードウェア的にCPUをリブートさせます。
そのためシステムが現場でハングアップしたままになる可能性を非常に低く抑えています。

熱暴走対策

CPUからケースへ放熱処理はもちろんのこと、冷却ファンを実装し一層の安定化を図っています。ファンはプログラマブルに制御可能です。

サージ・静電気耐性強化

金属筺体によるケーシング、グランド処理などを適切に行うことにより、雷サージ、静電気耐性がフィールド機器並みに強化されています。

BH3-AI-VISION 仕様

搭載Compute Module Raspberry Pi Compute Module 3+
CPU Broadcom BCM2837B0、Cortex-A53 64ビットSoC @ 1.2 GHz
ストレージ容量 16GB
メモリ 1GB
OS Raspberry Pi OS（raspbian）インストール済み
（バージョンはLatest。ただし、最新版が動作不安定な場合、安定バージョンでの提供を行う場合あり）
BHセットアップツール別途提供
【動作確認OSバージョン】
Raspbian GNU/Linux 10 (buster)
カメラインターフェース MIPI
カメラモジュール Raspberry PiカメラHQバージョン
CSマウントレンズ交換可能
CマウントレンズはC-CSマウントアダプターをご利用いただくことで交換可能
PoE PoE+対応
ネットワーク RJ-45x1
10 / 100Mbps USB2.0 接続
LAN RJ-45x1
IEEE802.3i(10BASE-T)、IEEE802.3u(100BASE-T）、
IEEE802.3ab（1000BASE-T）
メディアカ―ド 1スロット
USB2.0ポート 外部3ポート、内部１ポート（アクセラレータ等接続用）
GPIOポート RaspberryPiコンパチブル
40Pinピンヘッダ出力
HDMIポート 1.4b準拠　１ポート
HDMI adopter ライセンス取得済 (Test Specification ver. 1.4b)
カードスロット MicroSDカード *16GB OSセットアップ済SDカード付属
UPS機構 電気二重層コンデンサ
RTC MAXIM DS3231
冷却ファン 搭載（プログラマブル）
動作LED 動作確認用1　プログラマブル2
汎用スイッチ プログラマブル3個
電源 DC9-24V 1.5A（ACアダプター）、DC42.5-57V 0.3A（PoE+）
動作保証温度 －10℃～50℃
外形寸法 W116mm×D85mm×H36mm
重量 280g（オプション部品除く）

外観図

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  1. Raspberry Pi カメラ
  2. SW1（GPIO17）
  3. SW2（GPIO27）
  4. SW3（GPIO22）
  5. LED2（GPIO24）
  6. LED1（GPIO12）
  7. ENRUN LED（点灯時:高速シャットダウン有効）
  8. 電源LED（シャットダウン時、⑨電源スイッチをOFFにするまで点灯）
  9. 電源スイッチ
    （下側に押し込むとON／上側に押し込むとOFF）
  10. 電源アダプター入力端子
  11. LAN端子
  12. GPIO40ピン
  13. HDMI出力端子
  14. USBポート2
  15. USBポート3
  16. eMMC書き込み用microUSB端子
    （こちらからは電源供給不可）
  17. メディアカードスロット
  18. 1/4インチカメラネジ(横向き用)
  19. 冷却ファン
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  1. 1/4インチカメラネジ(縦向き用)
  2. USBポート（Neural Compute Stick 2、USBメモリ－等を収納できます。）
  3. 内部のUSBポート
    ケーブル類及びネジ4点を外し、カバ－をあけると、内部のUSBポートを使用可能。

資料

BH3-AI-VISIONテクニカルマニュアル technical-note-latest.pdf
jvckenwood様　応用事例 エッジAIカメラソリューション
BH3-AI-VISION追加プログラム AUTO FAN
※詳細はテクニカルマニュアルの「19 FAN自動制御プログラム(AUTO FAN)の追加と使用方法について」をご確認ください。